たまたま見つけたフォーラムのちらし
時間にゆとりができたのは3月中旬だったのですが、2月の時点で「横浜市ヤングケアラーフォーラム」のちらしを見つけていました。
自分が始めようとしていることとつながりがあるかもしれないと思い、申し込みました。
開催が3月19日だったので、とてもよいタイミングとなりました。
ヤングケアラーとは
「ヤングケアラー」とは、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っているこどものことです。
地域にあるのはヤングケアラーの問題だけではない
フォーラムに参加してよかったです。
横浜市のヤングケアラーについてわかっていることがわかったし、わかっていないことがたくさんあることもわかりました。
具体的なデータや事例についても知ることができました。
『ヤングケアラーを地域で支えよう!』を掲げていた会でしたが、地域でせっかく支えるならヤングケアラーに特化しなくてもいいし、既存の活動や場を生かすこともできそうだと思いました。
世の中には様々な課題があり、その問題は重なったり入り組んだりしています。
何の問題にせよ一人ひとり状況は違うので、一か所でひとまとめに解決できるものではありません。
地域で支えていくために必要なのは、いくつかの役割を持つ多機能な場が複数あることなのではないかと考えました。
「支える」にもいろいろですが、私が思うのは話ができる場であるという事です。
学校あるいは職場と家しかない場合、何か思うところがあっても話せない、話す気にならない、と閉塞していく可能性があります。
私自身もかなり閉塞していた時期がありましたが、行きつけの飲み屋という場所があったため凌ぐことができました。
しんどいとき、そうでないときでも、行く場所や話す相手が複数思い浮かんで、気分や相性で選ぶことができる。
それを子どももできるようにするためには、そのような場が地域にたくさんあるということが必要だと思うのです。
子ども食堂とか駄菓子屋とか『舞いあがれ!』の「デラシネ」とかです。
朝ドラ『舞い上がれ!』に、「デラシネ」という古本屋さんが出てきたのです
近所の子どもが本を見に来たり、絵描いたり、宿題したりしてたんだよね
その場にいろいろな人がいれば、さらに選択肢が増えることになります。
大人にとっての居場所にもなるかもしれません。
だから、たくさんの人がかかわる方がいいだろうと思いました。
わかってはいたが一人の力には限界がある
そうは思ったのですが、そうなると一つ問題が。
そもそも私は一人行動が好きで、何をするにも一人で完結した方が楽に感じるのです。
なのでこの無料学習支援についても、一人でできる範囲で一人でこっそり始めようと思っていました。
仕事もしながらなので、小さく細々と始めて、ちゃんと続けていけばいいと。
しかし、たくさんの人がかかわってくれた方がいいとも思ってしまったのです。
これは私にとってはかなり大きな問題で、負担やストレスにつながらないかという不安がありました。
結構な葛藤でした。
Facebookでお知らせすることにした
そこで、まずはFacebookの友達限定で自分のしようとしていることをお知らせすることにしました。
なるべく思いが伝わるようにと文面を考えたところ、まあまあの長文になりました。
読んでもらえるのだろうかと不安に思いつつ、「もしご興味ある方いらっしゃいましたらご連絡ください」とびびりながら投稿しました。