「つり合いのとれた」ってなんだ
「つり合い」とか「つり合いのとれた」って、どういうことでしょう?
てんびんでさ、重さが同じだと左右の高さが同じになって「つり合ったー!」ってなるよね
「つり合いのとれた」という言葉の意味を調べてみましょう。
つりあい
…➀つりあうこと。かねあい。調和。均衡。バランス。
②物体に二つ以上の力が働いても、その物体の運動状態に変化がない状態。力の釣り合い。
つりあいのとれた
…ものの性質や状態がよく整っているさま。
わかるような、わからないような…
バランスがいい形ってことですかね?
バランスがいい形…?
それがどういうことなのかを考えていきましょう。
いろいろな形を見てみよう
ちゃちゃっと適当にかいてみました。
バランスいいですか?
よくないですね
これまで学習してきた図形を思い出してみます。
たしかにこれはバランスいいですね
直線もきれいだし、長さや角度が同じところがあります
そう?
平行四辺形とか、ななめってて微妙じゃない?
では、こんな形はどうでしょう?
飛行機だ!
そりゃバランスいいよ
バランスとれてなかったらうまく飛べないんじゃないか?
なぜバランスがいいと感じるのでしょう?
左右の翼が同じだからじゃないでしょうか
長さも形も同じですよね?
長さや角度を調べてみたら、そうかもしれませんね。
そういえば、ぴったり重ね合わせることのできる2つの図形は合同である、ということを5年生で学習しました。
真ん中で切っちゃえば、合同になるよ
真ん中で、というのはこういうことですね。
では、こんな形はどうでしょう?
風車ですね
風の力で回って、その回る力をいろいろなことに使えます
羽根の形が同じだね
くるくるスムーズに回れるからバランスいい気がする
飛行機と風車のちがいを考えよう
なんとなくバランスのよさが見えてきました。
これを「つり合いがとれている」ということにしましょう。
ところで、飛行機と風車のつり合い方がちがうのに気づきましたか?
次の形がどちらの仲間か考えてみてください。
ふむふむ!
仲間に分けられましたか?
では、飛行機グループと風車グループ、それぞれについて調べていきましょう。